合格発表がありました。結果はなんと合格。論文落ちを覚悟していただけに予想外といったところです。
結果は以下のような感じでした
午前I | ** |
午前II | 88.0 |
午後I | 88 |
午後II | A |
午後Iまでは自信ありでした。ここまで取れるんだったら90点台まで乗せかったなといったところですね。
午後IIはまさかの合格論文だったという感想。逆に言えば、やっぱり論文合格の敷居はそれほど高くないといったところでしょうか。
午後1の自己回答と論文の骨子は以下の記事に載せています
http://d.hatena.ne.jp/m_hikichi_1969/20141019
午後2で気をつけていたポイント等を記してみます
- 問題選択
- 問1を選択。選択した理由は、テーマが業務プロセスの見直しに関するもので、他の2問に比較して、どんなシステムでも適用できそうに感じたからです。
- 骨子作成開始
- 想定するシステムのベースはどの試験区分(SM,PMで合格済み)でも題材に使っているものです。そのシステムの作成に関わっていなくても、使っていればイメージもしやすいので日頃使っているシステムを題材にしています。
- 今回も「専門学校の教務事務システム」を題材にしました。使ってはいますが、私自身はこのシステムの開発には携わっていません。
- 問題文から章立てを行います。章のタイトルから外れないように気をつけて書けばそれなりの論文になります。
- 章ごとに書く内容をメモ書きしておきます。前記事の論文骨子はほぼこの内容です(さらにメモ書きから本文中に書いた内容を追加しているので、試験中のメモはこれより少ないです)
- 設問ウで要求される内容に何を書くかを決めておかないと大変なことになるので、ここで全て決めておきます。
- 内容作成開始
- 最初の設問で、見直しが発生する業務プロセスについて述べるように要求されます。問題のテーマなので大事な部分で、問題文中に例示もされています。
- この段階で思いつく業務プロセスがなく、苦し紛れで作りました。それでも題意からはずれてない事をアピールするために、○○の業務プロセスを見直す必要があると本文に記載しておきました。
- ここが今回不合格を覚悟していた部分で、例示されているものとはかけ離れていて、業務プロセスの見直しじゃないと読まれたらアウトかなと思っていました。
- あとは骨子の内容を膨らませていけば論文の体裁は整います。文字数がクリアできればB判定ぐらいはもらえるはずです。
- 膨らませる内容には、そうすることにした根拠やプロセスを必ず入れるようにします。
- 機能決定のためにヒアリングを行ったとか
業務プロセスを見直して社内システムの改修することになった。改修内容は対応する帳票を増やすこととヘルプ機能を追加、例外処理のためにCSVでの保存機能をつけたというシステムを書いただけです。技術的にはそれほど高度なものは求めていないということも言えるでしょう。
今後の予定
今までの情報技術者試験勝敗
H22 | 春 応用情報◎ | 秋 ITサービスマネージャ× |
H23 | 春 情報セキュリティスペシャリスト◎ | 秋 ITサービスマネージャ◎ |
H24 | 春 プロジェクトマネージャ× | 秋 ネットワークスペシャリスト× |
H25 | 春 プロジェクトマネージャ◎ | 秋 ネットワークスペシャリスト◎ |
H26 | 春 データベーススペシャリスト◎ | 秋 システムアーキテクト ◎ |
応用情報以降、ずっと午前1免除できています。また2年間免除期間が延びました。
順調に行ければ、H27春でエンベデットスペシャリスト、H27秋でITストラテジスト、H28春でシステム監査で高度区分全制覇になりますが、そうそう上手くはいかないかな。